リフォーム工事の見積が、業者によって金額が違いすぎて…。判断が、難しい…。

リフォーム工事の見積が、業者によって金額が違いすぎて…。判断が、難しい…。

初めて、お会いするお客様から、相見積でも良いですか?と、言われる事が有ります。

相見積では、やはりお客様にとっては、リフォーム工事の金額が気になる。適正金額なのか?提案力だったり…建設業許可証は?免許は?と、リフォーム工事をお願いする工務店を選びたいと思われるのではないかと思います。

その中で、私たちも、お見積りをお出しさせて頂きますが、何度か経験した中で、全面的にリフォームをする大きな工事のお見積りで、図面を借り、間取りを現場で確認させて頂き、提案書とともに、数日後にお持ちさせて頂きますが、その時に、金額が業者によって大きく違うと、言われる事があります。また、金額が、違う事に、説明を聞いてみるが、なかなか、専門用語等で、分かりにくかったり、時間がだいぶん費やされて、疲れてしまう…。

もう、疲れてしまって、リフォームを諦めてしまう方もいらっしゃる様です。

実際に、大型リフォーム工事の見積りを、3社にお願いして、見積書を貰ったが、3社ともに、リフォーム工事の見積の説明を受け、工務店それぞれで、考え方、施工方法が異なり何が何だか分からなくて、疲れてしまった。との声。

色々と、リフォームしたい、金額も適正か知りたい、1社だけでは不安だ。などなど。いろんな理由がある中、相見積をお願いしたとの事でした。

リフォーム工事に関しては、定価がありません。ないと言っても、キッチン、洗面化粧台、キッチン、内窓、サッシ、照明器具などその他商品には、定価があります。定価から、値引き率は、工務店によって異なります。また、品物のグレードによっても、仕入れ値が、変わります。相見積では、同じグレードのもので見比べなければ判断がなかなか難しい様に思えます。相見積を依頼する工務店同士が同じグレードで提案をした場合には、判断がしやすいのですが、同じグレードで提案書を持って来てくれるかわからないので、こちらの工務店が高い、安いとは、一概言えないでしょう。

例えば、キッチンで、Aメーカーは、50%割引で、でも、Bメーカーは、10%割引き。

この場合は、同じグレードなのか?

または、同じグレードでも、Aメーカーと、Bメーカーでは、定価の設定が異なり、Bメーカーは、定価を低く設定していたり、Aメーカーは、Bメーカーより高い設定になっているなど。

まずは、キッチンのメーカーのショールームに行って商品を見てみる。スタッフの方に詳しくキッチンの説明をお願いする、カタログを取り寄せて、希望に合うものが、どちらのキッチンなのか?を、検討する。その後、工務店に、このキッチンで、見積を出して欲しいとお願いしてみると、商品の高い、安いは、判断出来ると思います。

タイル張りのお風呂から、ユニットバスに入れ替えたい場合も同じですが、特にユニットバスに関しては、今と、同じ場所に設置する場合等は、大きさがひと回り小さくなりますので、こんなに、狭くなるのか?など、ショールームで、大きさを確認することをお勧めしたいです。

寒さ対策などは、暖房換気扇など取り付け可能になるので、暖かさは、現状よりも良くなると思います。メーカーそれぞれに、たくさんの商品を揃えてありますので、1箇所のショールームでは無く、何箇所か回ってみられるのも良いでしょう。間取りのドアの位置、窓の位置など変更する場合は、工事をお願いする工務店が、決まっていれば、一緒にショールームに行ってくれる所も有りますので、相談するのも良いと思います。

だだ、工務店さんの工事費、人件費などは、定価が、有りませんので、この部分に関しては、判断は、難しいのですが、安いから、こちらにしよう、高いから辞めておこうと言う判断をすると、手抜き工事になったり、安かろう悪かろうになってしまう可能性も有りますので、大きな工事になればなるほど、やはり、打ち合わせを重ねて行かなければなりません。

また、打ち合わせに来る業者の方が、詳しい納まりを分かっているか、丁寧な説明をしてくれるのか、話をしっかり聞いてくれるのか、要望に応えてくるのか?建設業の許可を持っている、免許を持っているのかを、依頼する工事店を選ぶ基準になってくるのではないでしょうか?

ただ、工事に入る前に、いろいろと納まりについて、説明をさせて頂いても、解体した後の予測が難しい場合は、この様な納まりになりますとの説明を再度打ち合わせをしてくれる業者が、良いでしょう。

昔は、工務店、建設会社、大工さんが、材料を決めたり、色を決めたりと、どんどん先に進む様な工事が、多かった様に思えますが、現代は、この様なイメージにしたいとのお客様のご要望が多く有りますので、しっかりと、写真、カタログなどで、確認を重ねていくと、イメージ通りの仕上がりになります。工務店からのイメージ案だけに頼らず、お客様からの写真など、この様なイメージと資料を頂けると、さらに工務店側にもイメージが、伝わりやすく、提案書もスムーズに進める事が出来ます。

一つ一つ、丁寧に、打ち合わせ、提案をしてくれる、話を聞いてくれる業者の方が、信頼関係を築く事が出来、1度リフォームをすれば、何年と、何十年の期間を過ごす事になります、金額だけでは無く、業者の真剣さ、お客様を思う気持ちを持った業者に依頼する事をお勧めします。