現場監督/大工歴43年 新原芳英

スタッフ紹介

現場監督/大工歴43年 新原芳英

【大工になって43年。プロとしての家造り。技術だけでなく、お客様との信頼関係を大切に仕事をしたい】
今まで沢山のお客様の家造りのお手伝いをさせて頂いております。
15歳の時に、父親に勧められて大工になる事を決意し、中学卒業と同時に親元を離れ、筑後市にあった大工の棟梁の家に住み込みで、弟子入りをし、朝は、6時から準備をして、現場に行き、現場では職人さん達が仕事しやすいように掃除、片付けの日々でした。
当時の仕事は「見て覚えろ」だったので、職人さん達が仕事をした後、休憩時間にどんな風に造っているか勉強する為、曲尺(かなじゃく)「さしがねとも言う」を持って測ったり、道具の手入れをしたりと、家に帰ると風呂掃除、食事の後片付けと毎日フル回転。毎日怒られない日が無いぐらいで、当時、中学卒業したばかりの私は、大工になるのがこんなに辛いのかと思いました。
それでも、頑張って5年も経てば仕事も覚えて最後の1年は、いままでお世話になった棟梁に、お礼奉公をさせて頂き、弟子の時代は終わりを迎えました。

そんな厳しい時代を乗り越え、大工歴43年となりました。
私が、この仕事を43年も続けてさせて頂いたのは、この仕事に導いてくれた親と、厳しく教えてくれた大工の棟梁のお陰様です。
また、何よりもこの私に、仕事を依頼してくださったお客様に感謝です。
私が仕事で、大切にしている事は、技術はもちろんの事、お客様に感謝をし、お客様の話しを大切に聴き、
工事の仕上がりをイメージし、現場調査の段階から徐々に、お客様との信頼関係を結んでいく、
そして、最後に工事が完了した時に、樋口建設さんに頼んで良かったの声が聴きたくて、日々精進してまいります。